
顎が痛む場合や音が鳴る場合は
顎関節症かもしれません
顎関節症とは、口を開け閉めした時に顎の関節からカクカク音が鳴ったり、痛みを生じたり、大きく口を開けることができないなどの症状がでます。原因は、過労やストレス、日常的に癖になっている頬杖などで、ひどい頭痛やめまい、肩こりなどが症状であげられます。
これらの症状がある場合は顎関節症の可能性がありますので、一度当院までご相談ください。
(より専門的な加療が必要な場合は大学等専門機関へのご紹介も行っております。)
治療方法
レーザー治療

レーザー治療は、深部組織に光が到達することで神経に作用し、麻酔効果や鎮痛消炎効果を得ることができます。顎関節症の治療の際には、患部に照射することで痛みを抑制し、大きく開くことができなかった口が開くようになるなどの症状の改善が期待できます。
ナイトガード

ナイトガードとは、睡眠時に装着するマウスピースです。ナイトガードを装着することで、顎関節症の原因と言われている歯ぎしり、食いしばりを防止し、歯や顎への負担を減らします。
現代人の8割ほどが夜間無意識のうちに歯ぎしり、食いしばりをしているという研究データがあり、歯ぎしりをしていることの方が普通です。「歯ぎしりなんてしていない」と思っていても、歯の摩耗から明らかに歯ぎしりをしていると解ることもしばしばあります。

ナイトガードは
「歯を守る」だけではありません
歯周病は強い力により進行するため、歯周病の治療はプラークコントロールとともに、力のコントロールが大切です。ナイトガードはマウスピースの一種で、夜間睡眠時に装着することで、特定の歯に強い力がかかったり、揺らしてしまったり、すり減らしてしまうことを軽減します。
「歯の形」「ゆれ具合」「噛み合わせ」を見て、特に力のコントロールが必要な方には、ナイトガードをおすすめしています。