こんにちは、医療法人社団 港央会 横浜港北インプラントセンター さかきばら歯科 歯科衛生士の牧です。
オリンピックに引き続き、パラリンピックもとうとうスタートします。世界の選手の活躍を楽しみにしております。
皆さんも、注目している種目はありますでしょうか?
先日、歯科衛生士の加藤と私で
【歯周病予防のためのジンジバル・プラークコントロールセミナー】に参加してきました。
みなさんは、
「日本人の80%が歯周病である」
と言われたときに、どう思われますか?
- わたしは歯周病かも…
- わたしは歯周病じゃない!
実は、自覚している前者の様な方は、たった30%しかいません。
70%の方の中にも、気付かないうちに、既に歯周病になっている…
ということがあり得るのです。
歯周病で歯を失わないために…
今回の講師、
イタリアの歯科衛生士で、アンナマリア ジェノヴェージ教授は、
フロスの必要性を強く訴えます。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは取りきれないので、フロスの使用が必須になります。
アメリカでは、1990年代
【FLOSS OR DIE(フロス オア ダイ)】
という、センセーショナルなスローガンがあげられ、フロスに関する知識や必要性が、広く浸透しました。
『フロスをしないで歯周病になり、それが原因で病気になって死んでしまってもいいのですか?』
というメッセージが込められています。
歯周病菌は、血管を通って全身に回り、早産、糖尿病、呼吸器疾患、胃潰瘍、関節リウマチ、
骨粗鬆症、腎不全、アテローム硬化症など…
たくさんの疾患のリスクになります。
一人でも多くの方に、フロスの必要性を知ってもらい、日本から歯周病を減らしたいと思っています。
あなたの健康のために…
まだフロスをしてない方は、是非ご自宅でのホームケアにフロスをプラスしてみて下さい!