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インプラントの構造について知っていますか?


インプラントは主に3つの部分に分かれています。
それぞれの部位がそれぞれの役割を担うことによって、天然歯と同じような機能を得ることができます。
インプラントの構造について知り、より長く快適にインプラントを使えるようにしましょう。


インプラントの構造

◎フィクスチャー(人工歯根)

フィクスチャーは人工歯根、又はインプラント体とも呼ばれます。
歯槽骨に埋入する部分のため、チタンやセラミックなど、アレルギーを起こさない素材が使用されます。 
埋入場所によって使用する長さが違い、ネジのような形をしているのが最もスタンダードな形です。


◎アパットメント(連結部分)

フィクスチャーと、上部構造である人工歯をつなぐ連結部分がアバットメントです。
このアバットメントは2つを連結するだけでなく、歯の高さを調節する機能も併せ持っています。
また角度を変える機能を持つものもあり、高さと合わせて、かみ合わせの調節を行うことができます。


◎上部構造(人工歯)

アバットメントの上に装着されるのが上部構造である人工歯です。
この人工歯にはクラウンなどと同じ素材が選択できます。
セラミックやジルコニアセラミックなど、患者様の口腔内の状態に合わせて一番良いものを選びます。


特に重要なのはフィクスチャー

上記のような3つのパーツからできているインプラントですが、特に重要なのはフィクスチャーです。
フィクスチャーは歯槽骨内に埋入されるため、さまざまな厳密な機能を備えています。


◎インプラントの手術はフィクスチャーを埋め込むために行う

インプラントの手術とは、フィクスチャーを埋め込むために行われます。
歯槽骨にドリルで穴を開け、そこにフィクスチャーを埋め込みます。
骨が治癒した後で、上にアバットメントを取り付けます。
インプラントではフィクスチャーを埋め込む手術がとても重要になります。
この手術がうまくいかないと、すぐに脱落してしまったり、感染症を引き起こしたりする危険があります。


◎寿命はフィクスチャーで決まる

インプラントの寿命は一般的に10~15年程度といわれており、 中には40年以上持ったインプラントもあります。
そしてインプラントの寿命とは、フィクスチャーが脱落した時のことを指します。
フィクスチャーが脱落してしまわなければ、アバットメントや人工歯を取り替えながら使用し続けることができます。
そのため、丁寧な処置や手入れをする必要があります。


◎しっかり骨とかみあう構造

フィクスチャーはしっかりと固定できるように、ネジのような構造をしています。
骨と触れる面積が大きいことで、脱落を防ぎます。
このネジのようになっている部分が直接歯槽骨と結合することによって、インプラントは安定します。
本来の天然歯にはこの間に歯根膜があるため、 インプラントよりも炎症が広がりにくいという特徴があります。
インプラントは炎症を起こしてしまうとすぐ歯槽骨とフィクスチャー周辺に広がってしまうため、天然歯の時よりも丁寧な清掃が必要です。


◎アバットメントと一体化した「1ピースタイプ」もあります

インプラントの種類の中には、アバットメントとフィクスチャーが一体になったタイプもあります。
アバットメントとフィクスチャーのつなぎ目がないことから強度に優れているというメリットがありますが、顎の骨の厚みがないと入れられないという特徴があります。
そのため、現在はアバットメントとインプラント体が分かれた2ピースタイプが多く採用されています。


インプラントの構造を知って安心して治療へ

インプラント治療は一般に多くひろがってきたものの、外科処置を必要とする大変な治療であることに変わりはありません。
インプラントの正しい構造を知り、快適にインプラント治療を受け、より長く使用できると良いでしょう。


横浜さかきばら歯科・矯正歯科
院長
榊原 毅

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