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BLOG さかきばら歯科ブログ

矯正治療中の歯と装置のメンテナンス


マウスピース矯正はとても審美的なため、一般的に広く矯正治療を広げる要因になりました。
しかし、マウスピース矯正の大きな利点は それだけではありません。
マウスピース矯正は、固定式のワイヤー矯正と違い取り外しができます。
取り外しができるメリット、デメリットについて、主に衛生面の観点から解説します。


矯正器具が取り外しできるメリット・デメリット

◎洗えて清潔

ワイヤーの矯正の装置は、ブラケットという器具を歯に直接つけ、その上にワイヤーを渡して力をかけて矯正を行います。
そのためブラケット、ワイヤー部分共には取り外しができません。
口腔内でブラッシングと同時に清掃を行う必要があり、矯正装置だけで洗浄することはできません。
マウスピース矯正はマウスピースを外した後に、自分の手元できちんと洗い流すことができます。
また装置も透明なため汚れも目視でとてもよく分かりやすく、汚れの取り残しを減らすことができます。


◎ブラッシングがしやすい

ワイヤーの裏側の歯面や、ブラケットとの境目部分はとても清掃が難しいのが特徴です。
また全顎に及んでいる場合は箇所がとても多く、全てを磨くのにかなりの時間と手間がかかります。
しかしきちんと磨いておかないと、虫歯や歯周病の原因になるため、時間や手間をかけてでもきれいにしておかなくてはなりません。
マウスピース矯正は歯面にアタッチメントをつけることがあるとはいえ、比較的滑沢な状態なため、ブラッシングがしやすいのが特徴です。


◎摩耗しやすい

ワイヤー矯正の装置は基本的に金属が多いですが、マウスピースはプラスチックでできています。
口腔内の違和感をなくすため、とても薄いプレート状のプラスチックで作られているため、清掃方法を間違えてしまうと摩耗や傷の原因になります。
1週間から10日で付け替えて矯正を行う装置のため耐久性はそれほど求められていませんが、このような傷や摩耗には注意が必要です。


矯正装置の洗い方

◎歯磨き粉ではなく中性洗剤を使用

マウスピース矯正の装置は歯磨き粉でなく中性洗剤を使用して洗って下さい。
歯磨き粉の中に含まれる研磨剤は、マウスピースの表面に細かい傷をつけてしまう可能性があります。
細かい傷がついてしまうと、そこから汚れが入り込み、清潔を保ちにくくなる恐れがあります。
またマウスピース用の洗剤も販売されていますが、無理に購入する必要はなく、ご自宅の中性洗剤で洗えば問題ありません。


◎熱湯などは厳禁

マウスピースはプラスチックの板でできているため、熱湯など温度の高いものに触れることは厳禁です。
もし消毒を行いたい場合は、専用の消毒剤を購入し消毒を行いましょう。


口腔内の清掃について

◎矯正中であることは変わらないので丁寧に

可撤式の矯正装置は、食事時、歯磨き時と外せるためとても便利ですが、矯正中であることに変わりはありません。
1日20時間以上装着している必要があるため、もし磨き残しなどがあるとマウスピースの中で菌の増殖が起こり、虫歯などの原因になってしまう可能性があります。
ワイヤー矯正装置よりも清潔が保ちやすいからと言って安心してしまわずに、口腔内の清潔を心がけましょう。


◎アタッチメントを装着している方は特に注意

アタッチメントが付いている方は特に注意が必要です。
アタッチメントと歯の境目部分は隙間ができやすい場所のため、汚れがたまりやすい傾向にあります。
ブラケットよりもなだらかなため清掃はしやすいですが、注意して磨く必要があります。


マウスピース式矯正装置は清潔を保ちやすい


取り外して洗える、自分の歯のブラッシングがしやすいなどからマウスピース矯正装置で矯正している方は清潔を保ちやすいといえます。
しかし矯正期間中はやはり何も行っていない時の口腔内とは状態が異なります。
3度の食事の後にはきちんと清掃し、マウピースも洗浄し、装着しましょう。
清潔を保って虫歯や歯周病の原因とならない矯正期間を過ごしましょう。


横浜さかきばら歯科・矯正歯科
院長
榊原 毅

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